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設備の紹介

焼却炉施設

特徴

焼却物を選ぶことなく焼却することができ、極めて少ない残渣(灰)となり熱灼減量※は3~5%程度となります。また、焼却物を投入する乾溜炉と乾溜ガスを発生させた後、乾溜ガスを焼却するバーナ炉、燃焼炉を各々完全分離型としているため、ばい塵の発生も極めて低いです。更にバーナ炉、燃焼炉には燃焼温度に適切な空気量を供給しているため完全燃焼します。燃焼温度は、850℃~1000℃程度で自動制御するため、有害なダイオキシンの発生が極めて少なく、安定した燃焼のため、温水・蒸気の回収が定常的に行うことが可能です。

※熱しゃく減量率とは、ある物質を100℃の温度で水分ゼロになるまで乾燥させて重量を測定し、その後600℃で3時間強熱してから重量を測定したときの重量増減を比率で表したものです。

性能

○炉本体
乾留炉容積・・・・・・50m³×2基
能 力 ・・・・・・1,500kg/Hr
制御バーナー制御バーナー ・・・・・・500,000 kcal/Hr

○バーナー炉
制御バーナー ・・・・・500,000 kcal/Hr

○焼却炉
補助バーナー ・・・・・800,000Kcal/Hr

法規、規格基準

○大気汚染防止法

法規制値 装置目標
ばいじん量 0.15g/Nm³ 0.05g/Nm³
NOx 250ppm 200ppm ※1
SOx K値 K値以下
Hcl 700mg/Nm³ 100mg/Nm³※1

○廃掃法

法規制値 装置目標
ダイオキシン類 5ng・TEQ/m³※1 1ng・TEQ/m³※1
CO 100ppm以下 50ppm以下 ※1
熱灼減量 10%以下 5%以下

※1 処理物に含まれる窒素分、塩化物量により多少変化します。

乾留ガス化焼却装置

乾留ガス化炉

①焼却物を一括投入
②焼却物の大きさを問わない。
③乾溜炉は低温乾溜のため、炉にかかる負担が極少。
④灰化冷却後の炉内温度は、水冷構造のため、速やかに下降する。
⑤焼却物への着火は短時間である。

焼却灰 → 炉下部より排出
乾溜ガス → バーナー炉へ

バーナー炉

①乾溜ガスと、二次燃焼空気を効率よく混合させ完全燃焼させる。
②完全燃焼を得るため、充分な撹拌を行う。
③乾溜ガスにより自燃中は自燃バーナが停止するので、ランニングコストの大幅な削減につながる。

燃焼ガス(890℃)→ 燃焼室へ

燃焼炉

①バーナ炉内の燃焼炎を、燃焼炉に於いて旋回流式酸化を促進すると共に一定の滞留時間を持たせ完全燃焼させる。
②滞留時間を2秒以上設けて、有害な臭気、ダイオキシン類等を熱分解する。
③安定燃焼(完全温度制御)により一酸化炭素濃度(CO)を50ppm以下にすることができる。

燃焼ガス(890℃) → 冷却炉へ

熱交換器

【 乾式冷却 】
燃焼炉を通過してきた燃焼ガス(900℃)が熱交換式(水管)によって600℃に冷却される。

冷却塔

【 湿式冷却 】
水を噴霧式で完全蒸発させ、さらに200℃に冷却される。
①燃焼炉内で発生した熱エネルギーを廃熱ボイラーにより安定的に蒸気を回収することができる。
②燃焼炉内での廃熱を冷却装置内に於いて吸収し、排ガス中のNOx濃度を低減させる。
③冷却装置に熱交換器を取付けることにより、有効な温水の回収もできる。

燃焼ガス(200℃) → バグフィルタへ

バグフィルタ

①冷却装置を通過した燃焼排ガスは遠心分離式集塵サイクロンにて集塵する。
②焼却物中に塩化物(HCl等が含まれる場合は、スクラバー・バグフィルター・電気集塵機等により有害物質を中和除去する。
③誘引ファンは周波数制御により炉内圧が一定となるよう制御を行なう。

燃焼ガス(200℃) → 誘引ファン → 煙突へ

煙突

①煙道は耐蝕性に優れたアルマイト加工を使用。
燃焼ガス(200℃) → 大気中へ

処理対象物/環境(ダイオキシン対策)

当社の乾溜型焼却装置は焼却物を選ばない。
近年、商品の多様化に伴い、排出される廃棄物も多様化し一段とプラスチック系の廃棄物が増える傾向にある。また、安全性の面より難燃性のものが増えているのが現況である。世界規模では、リサイクルを奨励して省資源に対応する動きが盛んであるが、なかなかリサイクルが効率良く実行されていないのが現状である。
プラスチックを焼却すると発生すると言われているダイオキシン類も大きな問題になっており、ベンゼン環と塩素が結合して発生するもので、その毒性は青酸カリの約1000倍にもなる毒性を有している。


当社の乾溜炉の場合、ガスを発生させる乾溜炉と、乾溜ガスを燃焼させる燃焼炉が分離しており、燃焼炉の温度は850℃以上に保つ構造となっており、滞留時間を2秒以上とっている。 また、バーナ炉、燃焼炉にて充分な撹拌を行なうので、ダイオキシン類を無害化することができる。 さらに燃焼炉に於いては、空気とガスとの完全燃焼を行なうために一酸化炭素濃度を大幅に低くすることができる。

以上のことより、多様な焼却物に対して、非常に効率の良い焼却を行なうことができるので、焼却物を選ばないということである。また、焼却後の熱灼減量が3~5%と極めて高いのも本装置の特徴である。

また、焼却に於いて除去することができない組成の物性に関しても、バグフィルター.スクラバー・電気集塵機を使用することにより対処できる。

暮らしの快適環境を支えるテクノロジー ?超強力吸引作業車?

作業内容

●貯水槽洗浄
●側溝清掃
●降灰除去
●ビル排水管の薬品洗浄、高圧洗浄
●ビルの外壁清掃
●トイレ各種配管つまり通し
●グリストラップ清掃
●建設汚水処理
●防水止水業務
●汚水、貯水槽清掃
●既設配管及び新設配管高圧洗浄など
●各種産業廃棄物運搬

ビル配管清掃

~目の届かないビル配管内の汚れや錆こぶ等をパワフルに一掃!! 

生活排水の富栄養化が引き起こす配管のつまり。これを放置すると管内閉塞とつながり汚臭や有害ガスの発生を招きます。しかしながら、一般的にこの隠れた場所をクリーンにするには複雑な配管構造から限界があります。(株)勝利商會では、配管の隅々まで放水洗浄できる高圧洗浄車を駆使してビル等の衛生向上に努めています。

グリストラップ清掃

~しつこく粘りつく油分を剥離・除去し、クリーンな下水環境へ!!

工場排水に含まれる各種油分、汚水は通常グリストラップと呼ばれる濾過器を通して排水されます。 この濾過器も定期的に衛生チェックが必要です。汚れに粘度のあるグリストラップを(株)勝利商會では高圧洗浄車やバキュームカーを連携させパーフェクトに処理します。

汚水処理/リサイクル

~解体・土木・ボーリング作業で発生する汚泥や固形物を協力吸引!! 

下水道や推進工事、土木工事現場、ボーリング作業で発生する汚泥やコンクリート片を(株)勝利商會は独自の処理施設にて埋め戻し材や骨材としてリサイクルしています。

配管・側溝洗浄

~縦横に走る側溝や配管に堆積した汚物をスムーズに洗浄・除去!!  

生活排水の道でもある地中の排水管や降雨などを河川に送り込む側溝も短いサイクルで汚物が付着し、流れを阻害しています。また、嫌な匂いの発生源にもなりやすい場所です。(株)勝利商會では、最新テクノロジーの車両で生活衛生ニーズに応えております。

自走式土質改良機-ガラパゴス・リテラ BZ200

リテラ

リテラとは

建設発生土をその場で固化材と均一に混合し、良質の改良土を生産する機械です。

従来の問題点

現場での地盤改良 処分または固定プラント(残土改良)
●油圧ショベルによる撹拌工法
混練が不十分な場合地盤の堅さにばらつきが出る。ショベルによる騒音や固化材が飛散して、周囲に悪影響を与えることも。
固定式の残土改良プラントは全国でわずか40カ所。運搬費や時間、人員のコストがかさむのが問題
●スタビライザー工法
スタビライザーが走ることの出来るスペースが必要、狭い場所では効率が悪い。

リテラをつかえば問題解決!

現場での地盤改良 処分または固定プラント(残土改良)
◇ ガレキ混じりの土から粘性土まで広範囲の建設発生土を高品質な改良土にすることができる。 ◇ 建設発生土処分費、新材購入費、運搬費を大幅に削減できる。
◇ 改良材の飛散がない。 ◇ 運搬用のトラックや人員を省力化
◇ 自走式のため現場内で改良・移動が可能。 ◇ 現場やプラント近くでの渋滞・騒音を解消。

特徴

1. 自走式のため発生現場で改良が可能(本体全長約12m、幅約3m)
2. ソイルカッタ+3軸ロータリーハンマの採用によりレキ混じり土から粘性土まで広範囲な建設発生土を
       高品質な改良土にすることができる
3. プラント並の大作業量を実現(最大80立法メートル毎時)
4. 低粉塵、低騒音で環境にやさしい

土質改良とは

1. 建設発生土

建設工事に伴って発生する土は「建設発生土」と呼ばれます。品質の良いものはそのまま現場内で再利用されますが、粘性の高い土や含水比の高い土は、転圧できないので場外に搬出して埋立処分するか、生石灰やセメントなどを混ぜ、用途別の要求品質まで改良して再利用しています。

2. 地盤改良

ビルや道路などの構造物を建設する際には、その重量を支えるために、地盤がしっかりしている必要があります。その地盤が軟弱な場合は、やはり生石灰やセメントなどの固化材を添加して、要求品質まで改良することが必要となります。これは地盤改良と呼ばれます。

このように、用途によって呼び方は違いますが、質の悪い土に固化材などを添加して、混合し、要求される品質まで改良することは共通しています。
改良について論ずる場合は、対象となる土の性質や要求されてい品質を明確にしておくことが肝要です。

稼働執工例

【九州新幹線鹿児島ルートのトンネル掘削ズリ改良盛り土】

石膏ボード破砕機について

特徴

・紙と石膏を分離し安全かつ低コストに処理できます。
・熱しゃく減量1.4%を達成
・石膏を汚泥の凝集固化材としてリサイクルします。

平成11年6月17日から産業廃棄物処理に関わる改正法の適用にあたり、石膏ボードの安定型埋立処分が全面禁止となり、管理型最終処分場での埋立品目となりました。
そのため、処理価格の高騰や不法投棄問題などが重要視され、メーカーとの共同開発により完成しました。

規制値の熱しゃく減量5%以下を大幅に上回る1.4%を達成しました。

コンテナBOXの種類

お客様のご要望にあわせて、各種準備しております。

コンテナBOXの種類 容量 サイズ(cm)
コンテナA箱
コンテナA箱
3m³ 1,800×1,800×900
コンテナB箱
コンテナB箱
1.5m³ 1,800×900×900
コンテナC箱
コンテナC箱
0.75m³ 900×900×900
ドラム缶
ドラム缶
200L -
4t脱着式コンテナ
4t脱着式コンテナ
8m³ 3,900×2,000×1,200
10t脱着式コンテナ
10t脱着式コンテナ
20m³ 4,800×2,300×1,900
フレコンバック 30m³または1.5m³ -
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